こんばんは。
先日じいちゃんのキッチンガーデンで
ごぼうがいっぱい採れました。
主人がじいちゃん監督の下
スコップで折れないように抜きました。
まだ、ちょびっと台所が怖い私ですが
このごぼうをじいちゃんのために調理しないと!
ということで
じいちゃんが毎食食べても飽きないという炊き込みご飯を
作ることにしました。
炊き込みご飯といえば
鉄子が最期の日々の中で気に入って食べてくれていたものでした。
鉄子はごま油を入れる味が好きのようで
匂いにもつられ
炊飯器が炊き上げると
湯気の出てるものを欲しがりました。
細かく刻んで冷ますのも待てないくらいに
きゅんきゅん言う日もありました。
そんなことを想いだしながら
炊き込みご飯を作りました。
ま、もともとじいちゃんに作ってた炊き込みご飯を
鉄子がいっぱい食べてくれたということなのですが
次からは鉄子のために作って
残りをじいちゃんに食べてもらうみたいになっておりました。
じいちゃんは何も知らないのですけどね・・・
久々の炊き込みご飯。
じいちゃん作のごぼうがいっぱい入って
美味しくできました。
そして、鉄子のテーブルに置いてあげました。
「鉄子!好きだった炊き込みご飯だよー今日は鶏肉もいっぱいだよ。
早くおいでよ!」
鉄子が生きるために一所懸命食べてくれていた炊き込みご飯。
今日はじいちゃんが「うまかー」って言ってくれたよ!
鉄子ももう一度食べにおいでよ。
「もう食べたよ」
べろりん
うまかーーーーおかわりお願いしまーす!
「炊き込みご飯、うまかばい!」
っていってくれた気がしました。
鉄子がしゃべるはずはないのですが
そう思うことで少しだけ気持ちが楽になります。
こんな感じだけど
少しずつ前に進んでいこう。