最初で最後の手作りお洋服

「パピヨン鉄子物語 その29」
最初で最後の手作りお洋服

ほんとは今日、下関にお墓参りに行くはずが
未明からの大雨。
山口の方も相当降ってるらしく
今日は中止しました。
明日、行ってまいります。
ほんとに私は雨女なんですね。

東京から引っ越す時
台風を何個も呼んでしまった私。
小学校、中学校、高校、すべての修学旅行は雨。
体育祭も雨の中。
結構、大事な行事は雨という私なのでした。
しばらく忘れてたけど、
今日の大雨で自分が雨女だったのを思い出しました。

———————————

さて、鉄子物語。

鉄子が初めてフェイト母にもらったちゃんちゃんこを着たことから
鉄子にもっと洋服を着せたいという欲が出た私。

でもその当時、父は「犬に洋服着せるのはなあ・・・」なんて言う感じだったし
ワンコ服って高い!って
ちょっと躊躇してました。

なので
いっちょ手作りしてみよう!なんて無謀なことを
思いつき、
お散歩用のマントを作ってみることにしました。

お金かけたくなくて
私のセーターをばらして使って
襟は確か、主人の着なくなったジャンバーについてたものを外し
ぐしぐし縫い付けただけ。

マジックテープつけて
でけたーー!と喜んだけど

よく見ると
あまりにも可愛くないので
落ち込みました。

その時
母の洋裁箱に気が付き
中を探すと!

あったー
なんてすごいの、お母さんたらー!!

ひらがなと飾りのフェルトパッチワークがありました!

それも、蝶々と、ワンコの足跡まであるなんて奇跡的。

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さて!

鉄子様に着ていただきましょう。

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「ねーこれ何?」  な鉄子さん。

向こうに見える股引のすそはみだしの足はさぶろーです。

「わはははは、なんだそれは?」 って笑っているんですよ。

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まあ、かわいいじゃないの! (私)

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「ねーじいたん・・・

鉄子、これ着なくちゃいけないの?

なんかかっこ悪いんだよ!」  さぶろーじいたんに救いを求める鉄子。

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この後、これに懲りた私は2度と手作りお洋服は縫いませんでした・・・・

 

 

ふふふ、おかあさん!

こんなこともあったねー

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(2011年の鉄子)

しばらくこの不思議なマントを着せて

お散歩に行ってましたが・・・・

この後、ある可愛いワンコとの出会いで

主人や息子の洋服なんて買わずに

せっせと鉄子の洋服を買いまくるようになった私でした。

続く。

 

 

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Posted in ★鉄子物語 | 14 Comments

紫陽花の季節がやってきました。

梅雨入りはまだの佐賀ですが
紫陽花があちこちに咲き始めました。

なので
一足早く、ブログTOP変えてみました。

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ブログTOP作ってると
鉄子が「おかあさん!鉄子のこと可愛くしてよー」って
言ってる声が聞こえてくるんですよー

そしてこのお花は
明日のお墓参りのために
買ってきたお花です。

母に、カーネーションをと思って入れて
長持ちする菊と
私の好きな青い花、デルフィニウム。
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近所のお花屋さん
おしゃれじゃないけど
お店の前にバケツに入れたお花をたくさん置いて格安で売ってくれるんで
いつもここで買うんですが・・・・

な、なーんと。
2年前に買ったお花と全く同じものを無意識に
選んだのだと先ほど過去の日記見て発覚。

笑ってしまいました。

http://sabu.tetuko.com/?p=5389

2年前に買ったお花です。

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同じ時期に買うからかもしれないけど
きっと
選んだ気持ちも同じだったんでしょうねー

ではではー
明日は雨だけど下関に行ってきますね。

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Posted in さぶろーのこと | 12 Comments

父の命日

今日は父、さぶろーの命日でした。

父は6年前の今日、日付が27日になった時に
息を引き取りました。

2010.5.19日、整形外科の帰りに
父の乗った車いすを押す私の目の前で父の首が
がくっとのけぞりました。
脳梗塞でした。

交差点で、見ず知らずの若者が救急車を呼んでくれ
自分の服まで脱いで父にかけてくれました。

病院についた父は意識が戻りましたが
脳梗塞だけではなく
以前から要注意であった動脈瘤が破裂していて
肺の中にも出血が進んでいて
主治医から
その場で家族に余命1週間が言い渡されました。

奇跡的に内臓の相互位置関係で肺に空気のある部分が残っていて
意識もしっかりして
話もできる状態での余命宣告でした。

父にはわからないように皆で注意したにもかかわらず
残された日々を悟ったかのような父でした。

最期の日もしっかりと会話をし
わたしのために主人に
「愛子をよろしく頼む」と言った父。

鉄子に会いたがっていたけれど
もう体が麻痺した父は車いすにも乗れなくなっていました。

会わせてあげなれなかったことがほんとに辛かった。

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(ブログのコメントを読むのが生きがいだった父)

父は私にこの鉄子を遺してくれました。

 

母亡き後、父が鬱にならなければ

鉄子も迎えていませんでした。

 

父がブログを始めなければ

今、私はブログを書いていなかったでしょう。

介護は大変だったけれど

私にたくさんの幸せを遺してくれた父でした。

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ほんとは、もっと優しくしてあげたかったです。

やはり介護の状態が大変になってきた時、

いろいろ私も辛くなって

父に当たったことも何度もありました。

なぜ、あんな風にしかできなかったの、私。

ごめん、お父さん。

でも、元気でブログを一緒に書いた日々、ほんとに楽しかったね。

今、鉄子物語を書いて、お父さんの写真をたくさん見て

毎日、ちょっと懐かしすぎて。

お父さんもブログ読んでくれたらうれしいです。

今日は婿どのがお父さんのために般若心経を唱えてくれたよ。

そしてお父さんの好きなお酒とお刺身お供えしました。

お酒飲めない私もおすそ分けいただき、少し酔いました。

そしてお父さんの話をして

泣いたり笑ったりしましたよ。

お父さん、もう、6年かー

鉄子もいなくなってさみしいけど頑張るねー

(今日は酔っぱらって、思うままに書きました。

お見苦しくてすみません。)

父の命日に寄せて。

愛子

 

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Posted in さぶろーのこと | 13 Comments