こんばんは。愛子です。
今朝、ご飯も食べれず
お散歩、歩くのも嫌だと言う鉄子を抱っこして帰ってきたおとうさん。
ちょっと悲しげな顔。
佐賀は晴天。
晴れ渡り、澄んだ風。
鉄子の大好きな公園へ行きました。
さわさわと新緑を渡る風を受けて
歩くのも嫌なはずの鉄子が
どんどん歩きます。
こちらを振り返りながら。
ズームしたら
こんな、なんともいえない優しいお顔をしていました。
遠くに行ったらあぶないよと、おとうさんがお迎えに。
うれしそうにおとうさんに歩み寄る鉄子。
抱っこしてもらって。
幸せそうな鉄子。
抱っこできることの幸せ。
大事な一瞬。
私を見つけてうれしそうな鉄子。
おかあさんのところへ
おいでーーー
きたきたー
とことこ笑顔で。
ゆっくりおいでね。
公園に咲く野の花たち。
もう少ししたら、夢の中の世界のようにシロツメクサのお花が群生するよ。
また来ようね。
鉄子を一瞬でも元気にしてくれるこの公園に。
小さなお花の中で
優しいお顔の鉄子。
このまま、永遠に。
ずっとずっと一緒にいよう。
明日もあさってもね。
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今日、鉄子は公園では何も食べてくれず、
家に帰っても、だめで。
私もがっくり。
家で豚の角煮をちらつかせても「いや」と言われて
うーむとうなりながら
タッパーごと床に置いていたら
鉄子がなめにきました。
いまだ!と思い
お薬を混ぜてちぎってやったらたくさん食べました。
その後はお腹も満ち足りてぐっすり眠り。
夕方のお散歩から帰ると
台所をちらっと覗きにきました。
鉄子用につくった卵焼きと牛肉焼きを出してみましたが拒否。
佐賀牛なのに・・・おいしいんだけどな、
がっくり・・・
ちょうど私たち用のチキンカツを揚げ終わったときでした。
カツの中身をほじって
口元に持っていくと「いや」という。
もう一回持っていくと「いやなんだってばー!」とがうられ。
「そうですか、ではこちらにおいておきますね。お嬢様」と
床にふた切れ放置。
遠くから見てたら
そっとそのチキンカツ中身に寄っていき
くんくんして、なめて
食べた!
そして、だだっと台所へきて
「さっきのおいしかった、食べるんだよ!」ってキラキラのお目目。
「お嬢様!わかりましたわ!お待ちになって!」と
今を逃したらまた食べないと
震える手でチキンカツを分解しながら
下痢止めとサプリメントを混ぜて
鉄子に与えました。
大丈夫なほうのお口で一生懸命食べる鉄子。
がんばるねー
今日は2回もちゃんと食べられたね。
また元気に過ごせる栄養が取れたね。
先生はお口の中ががんでいっぱいになって
自力で食べれなくなったら
長く生きるのは難しいって言われたけど。
こんなにがんばって食べてるんだもの。
だいじょうぶ、まだまだ大丈夫。
食べた後、どうしてもお口の中が痛いような表情をするので
その痛みが消えるまで
体を頭を手を背中を・・・なでてあげながら
「鉄子はすごいねー今日も強かったね」と
ほめてあげるのでした。
明日も鉄子の食べたいものが
私に見つけれますように。
どうかどうか・・・見つけられますように。
たくさん、食材を買い込んで
冷蔵庫に入れました。