ずっと一緒にスロージョギング

いつも家から歩いてすぐの
競技場周囲に作られたジョギングコースを
夜歩いています。

昼間はなんとなく恥ずかしく。
夜の闇にまぎれて歩いています。

この白い線引いたところがジョギングコースとして整備され

誰でも使えるようになってます。

概算距離:1周1.466km

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春はコースに桜が咲き

桜マラソンの出発、ゴールの地ともなってます。

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もう少ししたら

コースのモミジバフウの並木が赤く色づきます。

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夜のコース。

結構たくさんの人が走っています。

歩く人は左側、右は走る人用。

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主人と一緒に行って

私は足膝がいろいろとあって走るのは無理なので

スロージョギングという方法で走らないけど歩いてます。

私がゆっくり歩く間に
主人はこのコースを2周走ります。

最後にゴールで待ち合わせしてます。

 

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ゴォーーーール!!!

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いつもね、

スロージョギングの私の後を鉄子がこんな顔でついてきてる。

時々追い越したり、

青い街灯の下で待っていたり。

いつも気配を感じています。

「おかあさん!がんば!」って言ってくれてる。

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歩いて帰る道の側に

毎日、深夜に鉄子を抱っこしておしっこさせに来た畑の横の小道が見えます。

車が来ない静かな場所。

最後の日の前夜も主人が鉄子を抱っこして3人で行った道。

鉄子との思い出の場所ですが

あれから、まだ一度も歩けていません。

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今日、そっと覗いてスマホで写真撮ってみました。

もしかして・・・鉄子が映ってくれないかな・・・などと

思いながら。

でも、静かな道には川の音が響いてるだけでした。

 

スロージョギングで高血圧、糖尿、コレステロール値もよくなってきてます。
私の健康のために
少しずつ歩ける距離を増やそうと思います。

鉄子も一緒にね、おかあさんと歩こうね。
ずっと一緒だよ。

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鉄子のおかげ

今日は病院で血液検査の私。
鉄子と散歩で歩き回ったおかげで下がった血糖値など
変わらずに、よい数字が出ていました。

今も続けてる夜のウォーキングのおかげです。
コレステロールがまだ少し高いので
歩く距離を増やすのを先生に薦められました。

今日は私の血糖値が正常になったお祝いに
鉄子がお夜食で食べていたセブンの
あんみつを買ってきました。

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いつもこのお芋とクリームの部分を鉄子が食べて
私は残りの寒天食べてました。

今日はじめて一人で全部食べました。

お芋のすりつぶしてあるのが美味しかったです。
鉄子好きだったもんねー

さすが!美味しいものよく知ってたよ。

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これは2012年8月の鉄子。

メロンゼリーの容器のふたをかぶってます。

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鉄子、果物、大好き!

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鉄子の好きなものまたお供えするからね。

鉄子のおかげで

おかあさんの体が少しずつよくなってきたよ。

ありがとうね。

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白い花園の中、夢見た

おーい!

鉄子!

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気持ちよさそうだねー

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鉄子ー!おいでーー

おやつだよー

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うはははー

 

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おかーさーん!

 

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おやつ、

くださーーーい!

 

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という夢を見ました。

ここは2014年3月。

私が佐賀に来て、勝手に名前付けた。

「見晴らしの丘。」

大根の白い花が群生する季節でした。

野生の白い花が群れて

そのとき夢の中みたいだねーって言ったのを覚えています。

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夢を見た後、

鉄子の遺骨を私がいつも座るパソコンの横の棚に

連れてきました。

それまでは鉄子がいつも寝ていたベッドの場所に置いていました。

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普通にそこにいるみたいに、
鉄子のために借りてきた図書館の本と
鉄子の写真がどのファイルにあるとか書いたノートと一緒に。

眠る羊の顔が最期の頃、よく寝ていた鉄子に重なり
ほんとに鉄子のように思えて
寝息さえ聞こえてくるようで
いつもしてたように
そっと頭をなでてやりました。

台所にも鉄子がいて
パソコンの横にも鉄子がいてくれて
鉄子はいなくなったんじゃないよね。
そこここにいてくれて
お母さんを見ててくれるよね。

鉄子の遺骨は手元供養というのでしょうか?
どこにも収めず側にいてもらおうと思います。
鉄子の魂はどこにいったのか
わかりませんが
ここに形あるものとして鉄子の遺骨があるだけで
心が落ち着きます。

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