鉄子です。
今日は珍しくワインを飲んでるおかあさん。

どうしたの?
おかあさん、お酒、あんまり飲めないのに・・・・
どうしたのかな?

あいこです。
実は、連休前に受けた人間ドックで
胸に異常が見つかりました。
3月頃より少し違和感を感じていたのです。
アトピーの辛さで朦朧としていた時期が過ぎ
気がついた症状でした。
父が入院していた病院に
1日人間ドックがあるのを知り、予約しました。
ホテルのラウンジのような1日ドックの待合室。

朝から
緊張していたわたし。
こんな病院の服を着て。

次から次へ検査。
優しい病院の方々に付き添われながら
あっという間に
半日が終わりました。
一番嫌なのは血液を抜かれること。
いつも気分が悪くなるので
頭の中で泳げたいやきクンを歌って
自分を勇気付けました。
バリウムは嫌だけど
割と平気。
だけど、やはり気にしていた、胸のエコーは
何度も時間をかけて診ておられ、
「なんかあるんだ」と気持ちが悪くなりました。
マンモグラフィーは思ったほど
大変ではなく終わり。
しかし、触診でもやはり・・・何かあると感じました。
そしてその日のうちに
大体の結果を知らせてくれると聞き
「え!1週間後に結果が出るとかじゃないんだ」と
緊張。
心の余裕もなく、診察室へと。
肥満だけど全体的に内臓は綺麗。
血液も問題ない。
胃には小さいポリープがあるが問題ないレベル。
ここまではよかった。
やはり最後のパソコンの画面に
「悪性腫瘍」の文字。
説明の医師は少し顔を緊張させ
「やはりこれが心配ですね、
すぐに精密検査を受けてくださいね」と言う。
私は「これって癌ですよね?」と聞くも
頭真っ白。
乳腺炎だろうくらいにしか思ってなかったし。
悪性腫瘍の文字は4個くらいあった気がするが
「腫瘍」とかいてあったか「腫瘍の疑い」と書いてあったか、
全然意識に残っていないのです。
(改めて確認するのが恐怖で確認電話もしなかったです)
そして足ががくがくして少し、気持ち悪くなりながら
またラウンジに行く。
そして
人間ドックの費用を払った後、
病院のほうで用意してくれ人間ドックにセットになってる昼食。

かなり豪華なお弁当なのですが
まったく食欲なし。
結果を聞く前に食べさせて欲しかったです。
ここで
主人にメール。
「がんばりましょう」という主人の返事を見て
涙が出てしまい、
悲壮感でいっぱいの私でした。
少し、病院の待合室でお茶を飲んで
気持ちが落ち着いた後、
父が入院した階を見に行き、
うろうろさまよい、
タクシーに乗って家に帰り着きました。
玄関で出迎えた主人に元気よく「ただいまー」と言ったはずが
泣き声になってしまって・・・
しっかりせよ!と自分を叱りました。
仕事が忙しい様子で
最近大変そうだったNaokiにはまだ言わないようにと
主人と話しました。
ちょうど
その日、帰ってきたNaokiは私のことを聞きましたが
「まだ結果でないよ」という答えにほっとしたようす。
それから
自分のシンセサイザーのある部屋で
作曲を始めました。
できた曲を「どうかな?」と
聞かせてくれたNaoki.
不覚にも涙が出そうになりました。
泣いたらわかってしまうので
必死で食い止めて・・・
その曲は、悲しげだけど
希望に向かって歩いていくような、
明るい光が暗闇の先に見えるような
そんな風に感じたんです。
そして
どんなことがあっても
くじけないでがんばろうって
希望を持って、生きようって、思えました。
(良かったら聞いてやってください)
クリックすると音楽再生開始。
連休中に主人が家事や鉄子の世話をやってくれましたので
Naokiにも黙ってるわけにいかずに
話すことになりました。
明日、午後から精密検査を予約しています。
結果がすぐに出るのかもわからないです。
なんだかぼーっとして病院側の説明も
よく聞いてないみたいなんです。私。
そして、まだ、明日、
もしかして「乳腺炎でした」と言われる希望も捨ててはいません。
いつものように「大騒ぎしちゃったよー」と笑い話に
なればいいのにと思います。
明日のことを
不安に思う私を勇気付けようと
主人が買ってくれたワインを飲んで
しばし、楽しく過ごしました。
「最近少し元気ないですね」と
心配メールもいただきました。
本当にすみません。
やはり文章にも出てしまってる私の不安。
なので今日は思い切って日記に書かせていただきました。
長々と読んでいただきありがとうございます。
皆さんに
ご心配おかけして申し訳ないです。
明日は、がんばって行ってきますね。
結果がどうあってもしっかりと聞いて
向きあいたいと思っています。
あいこ