あいこです。
こんばんは。
昨日のプレゼント企画にたくさん応募いただき
ありがとうございます。
とっても、うれしいので
カレンダー以外にも、「あるもの」
をお付けしようと思います。
明日の日記に書きますね。
さて、今日は鉄子の心臓などの薬を
もらいに病院に行きました。
私のアトピーがひどかったので
少しお薬もらいに行く間が開いてしまったので
今日はがんばって、病院まで行ってきました。
今の病院は
以前はさぶろーと一緒に通った想い出があります。
今も、その道を歩くと
杖を突くさぶろーが横にいるように感じるのです。
—————さぶろー遺稿より————–
さぶろーが私たちと一緒に住み
鉄子の病院に行ってたころの日記がありました。
歩行が困難になり、病院に行ってたころを
思い出して書いたものです。
鉄の病院
長女家族と同居するために
この町に来た。
何も無い静かな町。
少し不便だけど、老人にはちょうどよい。
鉄の病院も家から歩いて10分のところに有る。
元気なもので10分。
わしのような、足が悪い老人では20分はかかるだろう。
ここに引っ越してから
鉄の病院に一緒に行くのは
わしの楽しみでもあった。
長女が鉄の面倒を見てくれるので
わしは散歩のような気持ちで出かける。
家を出るときは、わしと、長女と鉄と3人一緒。
でも、少し行くと
わしは遅いので、鉄たちが先を行く。
鉄はそんなわしを
何度も振り返り、「じいたん、来てる?」と心配そうに。
それがかわいくてたまらない。
鉄の病院に行く道は畑の横を通る。
そこには
いつも季節の花。
冬は山茶花。ボケの花。
菊、シクラメン、パンジー。
そして木に残った柿に鳥がとまり、
畑の中ではスズメが土をついばんでいる。
キンカンの木もあり、毎年たくさん実っていて
珍しい。
そんな道をゆっくり歩いて
わしが病院に着くと
長女がコーヒーを買って
待っていてくれる。
鉄はすでに待合室でおじけづいて振るえ
わしに助けを求めるも
診察を終るまで甘い顔をするわけにいかず、
少しかわいそうに思う。
診察室には
わしも一緒に入る。
長女が鉄の様子を話す脇から
わしも鉄の症状を先生に言い始めると
決まって長女に
「じいちゃん、一緒に言ったら先生わからないでしょ」と
しかられるので
苦笑しながら、先生の診察を見る。
鉄はいつも決まって
恐怖でブルブル震えて
わしのほうを見ている。
「がんばれ!鉄」と声をかけてやるしかできない。
————今日の鉄子の日記——–
鉄子でっす。
こんばんは。
今日は、おかあさんが
夕方から「お出かけ」の用意を始めた。
え!
おかあさん、だいじょうぶ?
完璧武装してね。

と、喜んだ鉄子だったのに
「爪切と肛門腺絞りに病院だよ」って・・・・
あーー鉄子、両方とも嫌いなんだ。
それにさ・・・
肛門腺恥ずかしいのに
鉄子の担当はイケメン先生なんだよ。
まじ、はずかしい。

だけどー
心臓のお薬も無くなったし
いかなきゃ! (母)

「ほら!お花も咲いてるし!」 (母)

キンカンもあるしー
鉄子さん!
がんばって病院まで行こう! (母)

そんなん、かんけーない!
もう、鉄子、疲れて1歩もあるけないよ。
今日は病院無理!)

(こうなったら、てこでも動かない。
そして、絶対にカメラ目線はしてくれません)

そして、最後の抵抗。
地面に爪を立てて
来た方向へ帰ろうと必死です。
こうなったら
地面からひっぱがして
抱っこして病院へ直行。

おかあさんが
ほら!ツリーきれいね。とか・・・・・

ぬいぐるみも、サンタさんの帽子だよ、、とかいって
鉄子を元気付けるけど、
鉄子は病院怖いから
待合室でずっとブルブルしてたよ。
でー
「鉄子さーん」って呼ばれて
診察室に。
体重は増えちゃって3.75もあったよ。
肛門腺も先生に綺麗にしてもらったんだけど
おかあさんが
このまえの「お結び事件」を先生に報告したよ。
先生に笑われちゃったよ。
もう!言わなくてもいいのに。
心臓の音も綺麗で
問題ないって!
よかったー
待合室でお薬待ってる間はいつも、ルンルンだよ!
他のブルブル震えてるわんこを見て
くすくす笑っちゃう鉄子なんだ。
今日は、自慢のピンクのジャンバーを着てたから
みんなの人気者だったよ!

今日は
じいたんが
いっしょにいるような気がするから
駅のほうまで回ってみようよ!
おかあさん。

じいたんとよく行ったお花屋さん。
クリスマスのシクラメンがいっぱい。

じいたんがよくお散歩してた
アカシア通りも歩こう。

おうちに帰って、
おかあさんの作ってくれたご飯食べて
鉄子はふかふかベッドで休憩しました。
じいたんの昔の日記は
まだまだ続くよ!
お楽しみにね!
鉄子でしたー