鉄子とさぶろーの物語のはじまり。

お世話係です。
こんばんは。
今日思い出したのですが、鉄子をさぶろーが飼い始めたのは
ちょうど9年前の今頃でした。


母を病気で亡くした後、
さぶろーは一人暮らしになったのですが
日を重ねるごとに元気になるどころか
どんどん、悲しみがつのり欝っぽくなったのでした。
雨が降ると余計に心が苦しくなるらしく
「今すぐ来てくれる?寂しくてたまらん」と
電話をかけてくるようになりました。
そんなさぶろーを見かねて
犬でもいれば元気になるのではないかと
皆で犬を飼うことをすすめたのです。
そして、それから私とさぶろーは
パピヨンの女の子を探して、あちこち放浪しました。
なかなか、思ったような出会いがなく、
あきらめかけたある日の帰り道、
ふと立ち寄ったペットショップに鉄子がいました。
小さい丸い頭を自分のお腹に埋めて
すやすや眠るその姿。
今日、東北のほうから着いたばかりだというその幼い様子。
毛色もさぶろーの望んだ茶と白の子。
やはり、鉄子を見たとき、私もさぶろーも運命を感じました。
店員さんにそっと渡された鉄子は抱っこしたさぶろーの
手の中ですぐにすやすや眠り始めました。
その、愛らしい寝顔。
もう、さぶろーの心はノックアウト状態。
「この子をください!」と叫んだのでした。
それは運命の出会いでした。


タクシーで連れ帰った鉄子を
おぼつかない手で抱っこするさぶろー。
とてもうれしそうでした。
この当時は一人暮らしのさぶろーです。
鉄子がこの日から家族になったのです。

ペットショップの店員さんに
はじめはまだあまり出さないでって言われても
可愛いものは仕方がないと出しっぱなしのさぶろーでした。

だから、1日目から甘えん坊。
一人で眠れなかった鉄子。

さぶろーはその夜は一晩中眠れず
結局、抱っこして寝かせたのでした。
この日から鉄子とさぶろー、二人の物語が始まったんだね。
さぶろーはお転婆な鉄子に手を焼きましたが
可愛くてたまらない親ばかじいさんになりました。
脳梗塞で倒れた日も、
その後1週間頑張った日々も
そして、最期を迎える日の永遠の眠りに付く前も
「鉄子はどうしてる?ご飯食ったか?」と聞いたさぶろー。
「だいじょうぶ、鉄子は元気だよ」と言う私の答えを聞くと
安心して笑ったさぶろー。
鉄子は今日、病院に下痢の治療に行きましたが
胸にしこりが見つかって要観察となりました。
2ヶ月をめどに様子を見て行くのですが、
なんでもないことを願います。

鉄子を守ってね、じいたん。
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20 Responses to 鉄子とさぶろーの物語のはじまり。

  1. あやたれ より:

    運命の出会いってあるんですよね~
    小さい鉄子ちゃんも、かわいかったんですね
    さぶろーさんと本当に一心同体だったんですね
    胸のしこり、なにもないことを願ってます

  2. べりぃー より:

    さぶろーさん、お若いですね!!
    なんか、ダンディー♪
    出会ったその日からすでに親バカさんが始まったんですね。
    鉄ちゃんを寝かせる為に自分は寝られなかったって・・・。(笑)
    心優しいさぶろーさんらしくて、そういう所が大好きです。
    最期まで鉄ちゃんの事を気にかけていたんですね。
    抱かせてあげたかったですね。
    おじいたん、鉄ちゃんの事を守ってあげて下さいね!
    鉄ちゃんのしこりが良性でありますように・・・

  3. ルカ より:

    こんばんは。
    お世話係さんを応援するつもりが、
    逆に慰められてしまいました( ̄∇ ̄;
    ありがとうございますm(_ _)m
    下の記事の鉄子ちゃん、切ないですね(T^T)
    でも、ちゃんと写真でもさぶろーさんのことが
    わかるなんて、すごいですね~。
    パピーの頃の鉄子ちゃんもとてもプリティだわ(*^^*)
    さぶろーさんもお世話係さんも運命を感じてしまうの分かります(°ー°)(。_。)ウンウン
    ちなみにうちのワンコは父のことが大好きで、
    会えばいつも「手が干上がる」と言われるくらいにペロペロ舐めてたのに、
    父の亡がらが帰ってきた時は顔を一舐めした途端に、
    ブルブル震え出して舐めるのを止めてしまいまいた( ̄∇ ̄;
    鉄子ちゃんの下痢が早くおさまりますように。
    そして、胸のしこりが消えてなくなってますように!

  4. まろんぱんな より:

    こんばんは。
    さぶろーさんは、会うべくして鉄子ちゃんに出会ったんですね。
    写真からも、かわいくてしようがないさぶろーさんの様子がわかります(^^)
    最期まで鉄子ちゃんのことを心配していたさぶろーさん。。
    じいたんの最期に気付いたかのようにお腹をこわした鉄子ちゃん。。
    2人の気持ちを思うとせつないです。
    そして今日見つかった胸のしこり・・・
    さぶろーさん、どうか鉄子ちゃんのそばで守ってあげてください!!
    お母様、広島のご出身だったんですね!
    ますます親近感を感じちゃいます(勝手にごめんなさい)
    今月末には、下関に行かれるんですよね。
    お世話係さん、鉄子ちゃんのことご心配でしょうがあまり無理されないようにしてくださいね。

  5. みっこ より:

    さぶろーさん、若い!!
    半てんのさぶろーさんと鉄ちゃんがとても微笑ましいです。
    鉄ちゃんの赤ちゃん姿も可愛かったね!
    こんなに可愛かった鉄ちゃん、さぶろーさんが親ばかじいさんになるのもわかります!
    鉄ちゃん、シコリがあったの??
    アタシも何個も小さなシコリがあったけど、良性だったし、自然となくなったシコリもあるからキノコを沢山食べれば大丈夫だよ!
    切除することになっても、シコリだけ切除すれば手術もあっという間に終わっちゃうからね! 
    鉄ちゃんのシコリがなくなりますように・・・  byうめ

  6. ゆんこ より:

    こんばんは。
    ほんと、さぶろーさん、若い!
    犬を飼うのならパピヨン、と調べたんでしたよね。私もそうでした。「お年寄りでも無理をせずに育てられる」と書いてあって、お年寄りでも大丈夫なら、きっと私でも大丈夫、と思いましたもの。そうしたら、とんでもなかったの、さぶろーさんも同じでしたね。(笑)
    でもどんなことをしてもかわいいんですよね。ダメって言われても抱っこしたいし、きゅんと鳴けば様子を見たくなります。
    さぶろーさんも私と同じ道をたどったんだなぁと思うと、ちょっと嬉しくなりました。
    胸のしこりがなんでもありませんように。

  7. お世話係 より:

    あやたれさん、おはようございます。
    ちび鉄子はもうそれは可愛かったです。
    さぶろーの当時の家が暗かったのと
    私のカメラがちゃちだったので
    ろくな写真が残ってないのが残念です。
    さぶろーはこのチビ鉄のおかげで
    うつもふっとぶ忙しさになったんですよ。
    しこりのこと、ありがとうございます。
    なんでもないことを私も強く願います。

  8. お世話係 より:

    べりぃーさん、おはようございます。
    さぶろー若いですね、確かに!
    ダンディーだなんて。。。さぶろー今頃また照れ笑いです。
    生きてたらもうべりぃーさんに会いに行ったかも知れません。
    さぶろーの親ばかぶりは相当のものでしたよ。
    鉄子を自分が産んだんじゃないかって言うくらい。
    だから最期まで心配でたまらなかったんですね。不憫です。
    むねのしこりは本当に困りものですね。
    でも良い方向を信じて頑張ります。

  9. お世話係 より:

    ルカさん、おはようございます。
    いえいえ、こちらこそ。ありがとうございます。
    こうやってさぶろーのことを偲んでいただき本当に感謝しています。
    ブログをやってなかったら、このような出会いもなかったんですね。
    とてもうれしいです。
    お父様のお話は私にもジーンと来るもので
    その当時のルカさん、ご家族のことを思うと胸が痛いです。
    お父さんをなめたワンコちゃん、亡くなったことがわかったんですね。
    鉄子はわけもわからず、「おきてくれ」と言ってました。
    ルカさんのワンコちゃんはお父さんとそのとき会話されたんでしょう。
    切ないお話ですが、胸を打たれました。
    忘れられないお話です。

  10. お世話係 より:

    まろんぱんなさん、おはようございます。
    母は広島なんですよ。
    私も子供時代、よく広島に行きました。
    宮島なんか好きですね。
    原爆ドームは悲しすぎますが何回か行きました。
    今は母の弟が住んでいて今回も広島に寄ってから下関に行くつもりです。
    さぶろーは鉄子のおかげで元気になりましたが今度はお転婆に手を焼いていて
    私たち家族と同居したときはほっとしていたのを思い出します。
    同居になったらただ可愛がってればいいんですものね。なつかしいな。

  11. お世話係 より:

    みっこさん、おはようございます。
    さぶろー、若いでしょ!
    きっと今頃、えへんって笑っていますよ。
    チビ鉄子は可愛かったですよ。
    もっと写真とって置けばよかったです。
    みっこさんのうめちゃんもしこりで大変でしたよね。
    今回、急に出現したものなので、早く処置すれば最悪の状態にはならないと思うんですが、心配です。
    でもうめちゃんの応援うれしかったです。
    鉄子もがんばるね。
    また相談するかもしれないので
    宜しくお願いします。

  12. お世話係 より:

    ゆんこさん、おはようございます。
    いつも、ありがとうございます。
    遠い国なのにとっても近くに感じます。
    また、さぶろーブログをすごく失火し呼んでくださっていて頭が下がります。
    何だかお恥ずかしいです。
    でも、さぶろーのこと、そんな風に大事に思ってくださって本当に感謝しております。
    さぶろー、外国はタイしかいったことないけど
    今ローマに飛んでいくかもしれませんね。
    胸のしこりはとても気になりますが
    良く様子を見てやりたいと思います。

  13. みえ より:

    鉄ちゃん、赤ちゃんの時もすごくかわいいです。
    さぶろーさんが親ばかになるのわかります。
    手がかかっても、そこがまたかわいいんですよね。
    病院でも、鉄ちゃんのこと心配してましたね。
    鉄ちゃん、本当に愛されてましたね。
    さぶろーさんも、鉄ちゃんに元気をもらって。運命の出会いってありますよね。
    さぶろーさん、鉄ちゃんを守ってくださいね。
    お世話係さんも、心配でしょうけど、あまり気に病まないようにしてくださいね。

  14. ぷくたま より:

    パピーの鉄子ちゃん、すんごいラブリー!
    これはもう、さぶろーさんがメロメロになるわけです。
    もちろん、いまのオトナな鉄子ちゃんもすごく可愛いです。いっぱい愛されて育ったからでしょうね~(^^)
    胸にしこり・・・? 気になりますね(汗)
    一時的なものでありますように!

  15. シロクマ より:

    鉄ちゃんの子供時代は可愛くて何度見ても顔が緩んじゃいますね
    もちろん今もとっても可愛いですよ
    昔と比べてみると今は鉄ちゃん、さすがに大人の女って感じがしますね
    人にも動物にも運命の出会いって確かにありますよね
    鉄ちゃんとさぶろーさんが巡りあえて良かった
    鉄ちゃんの胸のしこりがとても気になります
    お世話係さん、心配でつぶされそうかもしれませんがどうか鉄ちゃん治りますように
    さぶろーさん守ってくださいね

  16. れいれい より:

    お世話係さん、お辛い時期でしょうに、
    毎日更新ありがとうございます。
    読んでは涙・・・
    でも、一番お辛いのはご家族ですよね。
    特にお世話係さん・・・
    今は、書くことで救われる部分もある感じでしょうか?
    どうぞご無理はされないでくださいね。
    さぶろーさんが旅立ってから、私はぽっかりしています。
    お会いしたこともないのに、勝手に惚れていましたから^^
    今は「もっとここを早く知っていればよかった」という後悔でいっぱいです。
    でも、短かい間だったけれど、
    さぶろーさんにお返事もらえて本当に嬉しかったです。
    (今頃、真の私の姿を知って呆れられているかしら?^^;)
    鉄子ちゃんを迎えた頃のさぶろーさんは、また一味違いますねぇ^-^
    鉄子ちゃんもまあなんと愛らしい!
    今も可愛いけれど、これは「目に入れても・・・」ですね。
    メロメロになるのわかります^m^
    今まで、私はハムスターをたくさん迎えて、
    何度もお別れをする度に悲しかったけれど、
    (特に、家で繁殖して後天的に左腕がなかっためめ。
    毎日、めめの左の頬袋を掃除していたので・・・)
    本当に、ペットって運命で出会っているような気がしますよね。
    「あの日、あの時、この子があそこにいなかったら・・・」
    と思うと、本当に縁があったんだなぁって思います。
    そして、その縁を無駄にしないようにしたいです。
    長々すみません。
    鉄子ちゃん、優しいじいたんやお世話係さんたちに出会えてよかったね。
    写真がじいたんってわかるなんてすごいねぇ!
    シコリが良性であることを願っています。
    (いろいろと大変でしょうから、お返事などはお気にせずに)

  17. お世話係 より:

    みえさん、お返事が遅くなってすみません。
    鉄子の赤ちゃん時代はすごく可愛かったですよ。
    私も最初見たとき「わ!」って思いました。
    すごく小さいのに、めちぇくちゃオーラが出ていました。
    また、すごくお転婆で、さぶろーの家の中はすぐにぐちゃぐちゃになっていました。
    おしっこもなかなかトレーニングできないし、さぶろーはかなり困っていましたね。
    私たちと同居って決まったとき、さぶろーがほっとしていたのを今でも覚えています。

  18. お世話係 より:

    ぷくたさまさん、ありがとうございます。
    お返事遅れてごめんなさい。
    パピヨンの子供ってみんな本当にかわいいですよね。
    でもじいちゃんも私も鉄子のかわいさに参ってしまって、迷わず連れて帰ってしまったんですよ。
    今もお転婆ですがかなり落ち着きました。
    しかし、じいちゃんと二人暮しのときの鉄子は伝説ができるくらいはちゃめちゃな女の子でした。
    しこりは本当に困りました。
    でも、鉄子の年齢になると良く見られることのようであまり動揺しないようにがんばります。

  19. お世話係 より:

    シロクマさん、心配かけてすみません。
    鉄子の赤ちゃん時代は信じられないくらい可愛いですよね。
    今も目だけは、その当時のいたずらな目です。
    じいちゃんは鉄子に振り回されましたが、とうとうお散歩で転んでギブアップ。
    私たちと同居することになりました。
    鉄子がいなかったらじいちゃん、ひとりでまだ頑張ってたかもしれないですね。
    同居のきっかけを作ってくれた鉄子です。
    しこりは気になって仕方ないですが、なんとかよい方向に行くように頑張ります。

  20. お世話係 より:

    れいれいさん、ありがとうございます。
    さぶろーのことそんなに言っていただけて、お恥ずかしいです。
    そんな、、、て思いますが、さぶろーはきっとすっごくよろこんで照れ笑いしてえると思います。
    こちらこそ、最初にれいれいさんのブログこちらのことを書いていただき、それをさぶろーが見つけて読んだとき、すごく感動していました。
    そのこと、思い出します。
    さぶろーはブログをはじめて1年経たないで逝ってしまいましたが、れいれいさんとはっちちゃんにお友達になっていただき本当にうれしかったと思います。
    本当にありがとうございます。
    めめちゃん、大事にされたんですね。
    れいれいさんのブログ読むと、優しいご様子がわかりますもの。
    さぶろーもまたはっちちゃんの様子見にうかがうと思いますよ。

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