こんばんは。
今日、あの不幸な震災から3年がたった日。
テレビでは各地の様子を伝えています。
復興という言葉が叫ばれ
瓦礫はなくなったけれど
なにも進んでいない状況。
まだまだ住む場所に困る人々。
現実は厳しく悲しい。
我が家はその日、東京で大きい揺れの中、何も被害はなかった。
被災地のためにできたことは動物たちへの寄付と
被災地の人への支援物資。
その後、自分自身が病気になって
自分の身のことしかできなくなった。
そして去年、地震のほとんどない九州に越す。
東京では頻繁に感じた地震は
佐賀に来て一度も起きない。
平穏な日々の中で
薄れかける記憶。
今日はお義父さんの庭の草取りをした。
庭に、人を恐れない小さな鳥が訪れた。
庭を離れないで何度も場所を変え
こちらをうかがってる。
お義父さんが「あれは紋付き鳥、ほかにもメジロも来るよ」と
私に教える。
のどかな幸せな一瞬。
こんな平穏な暮らしを被災地の人は失って。
大事な人を失って。
私は何も失っていない。
ほんとうの悲しみはわからない。
だけど
何もできない私のせめてもの思い。
実の両親も亡くなり、お義母さんも亡くなり
一人暮らしの高齢のお義父さんの生活のお手伝いを、心から。
家族を大事に鉄子を大切に。
そして、ささやかだけど
昨年の秋から少しずつはじめたベルマーク集め。
我が家の好きなカレーにも。
昔よりもベルマークがついてる商品が少ない気がするし
生協を使う我が家はなかなか溜まらないけど
被災地の子供たちの学用品などに役立つとのこと。
こんな微々たることしかできないし
やってますなんていえない様なものだけど
あの震災のことを忘れてはいけないのです。
3年前の今日の日に思いを馳せて。