「パピヨン鉄子物語 その13」
鉄と父がんばる調教
当時のさぶろーの日記載せますね。
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1週間に3日先生が来てくださり
更に調教は進んだ。
お座り、伏せ、立てができるようになった。
このあたりまでは、訓練に長女が一緒に参加して見守っていたが
どうも鉄がおばちゃん(長女)に甘えて、訓練に身が入らないので
終ったころにきてもらう様になっていた。
だから、私が一人で頑張るしかないのだった。
鉄は先生の車の音がすると大喜びで迎えに出るようになっていて
一生懸命、訓練を受けていた。
時々、「先生、もうジャーキーいらない」と言って食べないほど
緊張で疲れを見せる時もあり、
そういう場合は先生は優しく「じゃあ、もう終わり」と言って
楽しい遊びをしてくれていた。
そんな感じで先生と鉄の信頼関係も強くなり
基本的なことが終わると、戸外での訓練がはじまった。
外へ出ても、これまでと同じ様に「座れ」「伏せ」「立て」はさせる。
そしてリードの長いものを用意し、遠くに座らせて「待て」の訓練。
先生がリードを持って足のそばで座れをさせて「待て」
次に2,3歩、歩いたところで、「よし」で先生のところへ来ると、ジャキーを貰う。
これが出来るようになると、約10メートル離れたところから、
「座れ」「よし」「来い」先生のところへくると、ジャキーを貰う。
この待ても3分くらいできる様になる。
さあ!これを次は私も先生に代わってやる。
しかし、、、やはり鉄は先生のときのように,パシッとしない。してくれない。
鉄のやつ、のろのろとだらけている。
自宅の前の道で訓練なので隣の奥さんが笑いながら見ている。
見世物のようになって、汗をかく私。
しかし、何日かのうちにできる様になるものだ。
少しずつ自信が着く私はその様子を長女に自慢げに話して聞かせた。
鉄も少しずつ変わってきた。
激しいかみつきは減り、甘噛みに変わってきた。
その後は、リードを持って歩く練習に移っていく。
鉄を左に必ず附いて歩かせ、ちょろちょろさせない訓練。
しかし、調教の先生に依頼する前から少し脱毛がみられていた鉄が
この後、大変なことになっていくのだった。
先生の名誉の為に言っておかなければならない、
これは先生が来られる少し前から兆候が見られていた脱毛で
調教のストレスからではないことを。
また脱毛の話は続きます。
さぶろー
もう!じいたん、大変だったんだよー
でも鉄もじいたんもがんばったんだ!
チビ鉄子
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