☆このブログはパピヨン鉄子の思い出を書いたり
ブログ管理人の日々の出来事をつれづれに綴っております。☆
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「パピヨン鉄子物語 その56」
さぶろーの遺稿より、サンタになった日
父さぶろーが2009年のクリスマスイブに
はじめてサンタコスプレをしたときの
メモ書きがありました。
今日はそれを、まとめてみます。
読んでいただけたら幸いです。
ブログ記事は
http://sabu.tetuko.com/?eid=112
—-さぶろー遺稿より—–
はじめてのサンタコスプレ
76歳のわしが
サンタのコスプレをすることになった。
ブログをはじめて
4ヶ月がたち、読んで下さる方が増え、
わしも見ていただく以上
かっこいいサンタになりたいと思った。
顔のひげなどの設計図を描く。
(鏡を見ながら必死で顔の寸法を測ってた父。こんなこと必要だったのかしらー
今見るとおかしすぎますね)
Naokiとお世話係(あいこ)は
ちびまるこのじいさんだといって大笑い。
わしはそんな漫画見たこともない。
書いたものが偶然似ていたらしく
大うけしてしまった。
これをもとにNaokiが
ひげなどを作ってくれた。
さて、次は衣装。
お世話係が自分の赤いトレーナーを持ってきて
「じいちゃん、座って写真撮るだけだから
上半身だけ赤かったらいいよね」とか言ってきた。
わしが
「完璧なサンタになりたいんだよ」というと
お世話係は大慌て。
Naokiと西友に買出しに行った。
わしは
その間にグーグルで「サンタ」の画像を
たくさんみて
大体のイメージを決めた。
Naokiたちは
西友で真っ赤なシャツを買ってきた。
その赤は満足な赤だった。
グーグルで探した画像を
お世話係に見せ
白い布を切って襟や袖口に縫い付けてもらう。
もんだいは赤いズボンがなかったこと。
お世話係が「あ!」と言って
2階にばたばたかけあがり、何か持ってきた。
なんと、自分の赤いチェックのパジャマのズボンだ。
まあ、しかたない。
それから
長靴やベルトを用意して
お世話係りの手を借りながら
すべてを装着してみる。
鏡を見て、われながら完璧なサンタができあがったと
ほくそえむ。
イブに、ブログに載せたときの
みなさんの驚きが楽しみでたまらない。
そこで、
鉄子が何になるかを話し合う。
お世話係は「鉄もサンタでいいじゃない」という。
理由はトナカイの頭がネットでは売切れていて
自分で作れないということから。
しかし、わしは
「サンタは一人に決まってる」と
ゆずらなかった。
困ったお世話係は次女に
「じいちゃんがサンタ二人は嫌だと言ってるよ」
と相談していた。
そうすると、
次女もわしと同じ考えで
「やっぱ鉄はトナカイでしょ」と言ったらしい。
そして二人が
田無のペットショップに行ったら
偶然、トナカイの帽子が残っていて
それをすかざす買って
いさんで家に帰ってきた。
わしのサンタと
鉄子のトナカイ!の出来上がりである。
(ほんとにじいたん???)
鉄子は
サンタコスプレのわしを見て驚いていた。
いつまでも下からじっとわしを見上げていた。
本当は鉄子が主役でやるコスプレだが
今回ばかりは
わしも張り切ってしまった。
あと、プレゼントの入った大きな袋。
あれがいるのだ。
この年になってこんなことをするとは。
できたら写真を又リハビリセンターに持って行き
みんなに見せよう。
みなの驚く顔が楽しみで仕方ない。
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愛子です。
父はこの少し前から
コスプレを楽しみにし始めていました。
足が不自由だったので
杖が必要なため
座って上半身と顔だけのサンタにしようと思ったら
父は不機嫌になって反抗しました。
子供のようにすねて
「完璧なサンタになりたい」という父。
そして
鉄を絶対にトナカイにしたいと言う強い希望。
私は適当に済まそうと思っていたのですが
父の熱意に負け
一生懸命用意したのが
2009年のクリスマスイブのコスプレとなりました。
西友に1個だけ残ってたトナカイの帽子
体にはタオル巻いてクリスマスの飾りを巻き付けた可愛いトナカイさん!
鉄子はずっと父のことを
不審そうに何度も見てましたねー
私が作った鉄子のサンタ服。
毛糸の玉を作って100均のマフラーにつけただけですけどね。
小さいサンタさん、とーっても可愛かったよー
忘れられない大事な日の思い出です。
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