1年前、
3月11日 午後2時46分頃
私達家族は自宅で一緒にいました。
3時のお茶を入れようとしたような
気がする。
突然の揺れに家が大きくきしむ音。
地盤が固いといわれているこの地域で
経験したことのない地震に恐怖を感じました。
長い揺れの後、再び揺れる。
鉄子が大騒ぎをして
おびえている。
(去年の3月11日の鉄子、おびえてこの日から下痢が続きました。)
テレビが信じられない状況を
映し出し、現実とは思えず震える。
大惨事の全貌が明らかになる。
幸せだった人々をさらってしまった大津波
あってはならなかった原発事故。
この1年であまりにも日本は
変わってしまいました。
最近なぜか近所の小鳥が減った気がする。
この庭にこの時期に山茶花の花を食べにやってくる
鳥がいない。
原因を知るのは怖いと思う。
6月に主人の母が亡くなり
暮れに喪中葉書を出した私に
古い友人からの喪中葉書が来る。
文面に「母、妹、弟が津波で亡くなり一人になってしまった」
と書いてある。
そんな悲しい友の力にもなれず、
国の責任回避を怒りながらも
何もできずに
私は以前と同じように生き続けている。
あれから1年経った3.11
お亡くなりになられた方々に
改めてお悔やみと追悼を申し上げます。
そして天国へ行ってしまった動物達の
心穏やかな時を願います。
そして
今も被災地で不自由な暮らしをされている方々
一日も早く平安になりますよう、
少しでも早く心の傷が癒されますよう、
心よりお祈りいたします。
言葉はいくらでも書くことができる。
書けば書くほど虚しい気がして
やめようと思い迷いましたが
2011.3.11を
決して忘れないために・・・・
本日の日記を書かせて頂きました。
(今日はコメント欄は
閉じさせていただきますね。)
あいこ